いつもブログを読んでくださってありがとございます。北川デンタルオフィスの北川です。
インプラント治療に不安を感じる方が多いようです。知人友人などの体験談やメディアの影響もあるかもしれません。当院にお見えになる方でもあちこちでネガティブな情報をキャッチしてさらに不安になっている方がいらっしゃいます。確かにインプラント治療は急速に広まったため治療の失敗といえる方が多くいらっしゃるのも事実です。
しかし、テレビ番組で伝えられているインプラント治療が全てではありません。インプラント治療で噛める喜びと健康を取り戻している方のほうが圧倒的に多いのです。
私は、インプラント治療を押し付けることは決していたしませんが、不安で見えなくなってしまったインプラント治療の正しい情報をお伝えします。その上で、患者さんとご相談して、患者様にとってベストな治療を選択していただければ良いと考えます。
歯を失ってからの対処方法は3つしかない。
歯を失ってからの治療方法には、3種類しかありません。
- インプラント
- ブリッジ
- 入れ歯
インプラント治療が嫌がられる理由とは
インプラントが嫌だと答える患者様には以下の質問を行います。
そして、以下のような返答がきます。
②痛い
③心配
情報源を伺うと、ネット、友人、知り合いの情報になります。
まず、ネットの情報はプロが書いたものではないことが多く、半分は広告です。ほとんどが、恐怖心を煽るワードでアクセス数を集めることが目的で、歯の素人のライターが書いたものと思われます。たとえ、歯科医師が書いたとされるものですら、内容が怪しいものがあります。
友人の体験談で多いのが「痛かった。」ということです。これは、担当した歯医者さんの技術、経験値と患者さんの体調の可能性があります。抜歯のほうが痛い事が多いと説明します。インプラントの痛み腫れについてはこちらをどうぞ→インプラント治療の痛みや腫れについて
すべての歯医者さんで同じような痛みを伴うわけではないことに注意する必要があります。
インプラント治療のメリットについてはこちらで詳しく書いておりますので、ご確認ください。
インプラント治療の恐怖心を和らげる方法
とにかく自分の歯を使ってなんとかブリッジで治療してきた方でそれでも支えの奥歯がとうとうダメになってしまいもうブリッジは出来ない方がいらっしゃいます。先入観でインプラント治療を諦めているのであれば、心配を緩和する対策をしてくれるインプラント治療を実施してくれる歯科クリニックを探すことをおすすめします。
歯科クリニックは、交通の便などで選んでしまいがちです。しかし、インプラント治療を検討する段階になっている場合は、すでに歯を失う一歩手前まで来ており、今後の食生活のことを考えると、近ければ良いというものでもないと思います。当院を最終的に検討する方の中には、治療を急いだ結果、治療が失敗しやり直しをご希望されるケースがとても多いからです。
静脈内鎮静法
インプラントの画像を見ると、痛々しい気持ちにどうしてもなってしまいます。実際の治療では、麻酔を使うのですが、この麻酔の使い方次第で、リラックスしてインプラント治療を受けることができます。
恐怖を感じる方は、ドキドキと血圧が上がったりします。元から高血圧の人は心配されます。緊張せずに、手術中は眠っている間に終わることが望ましいことになります。私たちは点滴をして、リラックスするお薬を流す静脈内鎮静法というものを提供しています。
参考:歯医者が怖い!歯科恐怖症でも治療が出来るようになる8つの方法
緊張や不安が強い方、高血圧など循環器の問題が懸念される方、長時間で繊細な手術の場合などに応用します。点滴と、血圧などの管理は麻酔の先生が担当します。当日にご来院して終わって30分位休んで、お帰りになることが出来ます。胃カメラなどでご経験された方もいらっしゃると思います。
眠ったような感覚になり、その間に治療を行うことができます。
最後に
インプラント治療を検討する段階では、ひどい痛みを伴っている可能性が高く、少しでも早く治療を終えてしまいたいと思っているかもしれません。
インプラント治療は、かみ合わせや歯周病などにも関わっていますので、精密な治療計画が必要です。インプラント治療の失敗のほとんどは、段階を踏まない治療計画が原因です。当院では、治療方針のすり合わせをしっかり行ってから治療を開始いたします。
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