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虫歯

一生虫歯にならない人とよく虫歯になる人の違いとは?

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北川デンタルオフィスの北川(歯科医)です。
あなたは虫歯がありますか?もしくは虫歯を治療した経験がありますか?
虫歯はほとんどの人が生涯の中で経験する病気の一つです。
きっとこれを読んでいるあなたも虫歯を経験している一人だと思います。
自分より歯みがきを怠っているにも関わらず、虫歯にならない人って近くにいませんか?逆にしっかりケアをしているように見えるのに、よく虫歯になっている人もいると思います。家族の中にいたら、同じ食生活ですから、不思議に思うことでしょう。
虫歯になりにくい人と、虫歯になりやすい人には科学的な理由があります。

虫歯にならない人とは?

歯医者に生まれて一回も行ったことはない、歯磨きも雑でも虫歯にならない人は確かにいます。
こういうタイプの人を検査してみると唾液の力が強いことがわかっています。ただし、歯医者に行っていない、痛みがないだけであり本当に虫歯がないのかはわかりません。大人の虫歯は痛みを感じないまま大きくなることが多いからです。

虫歯にならない人と虫歯になりやすい人の違いとは?

では、これらの人たちがよく虫歯になる人とはどのような違いがあるのでしょうか?
そこには唾液だけではなく、様々な理由があることもわかっています。
虫歯になるメカニズムは、歯、虫歯菌、虫歯菌の餌つまり食べかすが必要になります。これらが揃わないと虫歯になりません。
関連記事Present and future measures for dental caries contorol Keyes PH J Am Dent Assoc 1969;79:1395-1404

虫歯菌

虫歯菌=ミュータンス連鎖球菌は保護者から感染する事が多いという研究がありました。約1歳半から3歳の時期が最も虫歯菌の感染、口内への定着が見られます。この研究を受けて、口移しや食器の共用は控えましょうという指導がされています。この時期は乳歯の奥歯や甘いものを食べ始める時期でもあります。
6歳までに虫歯菌の定着を防げると、その後の定着は少ないと言われています。
この時期に虫歯菌が定着して、歯ブラシが上手くいかず、甘いものをたくさん食べていれば虫歯ができやすい環境になります。
関連記事Initial acquisition of mutans streptococci by infans:Evidencs for a discrete window of infectivety
ただし、虫歯菌がある=虫歯になるわけではありません。口移しや食器の共用と虫歯の発生は関係ないという研究もあります。
必要以上に神経質になってお子さんとのスキンシップが損なわれるのは良いことではありません。保育園、幼稚園などお友達との生活があると、完全に感染から守ることは不可能です。虫歯菌の感染は適度なケアを心がけることで十分だと思います。

唾液

唾液と虫歯は非常に関係性が深いと言えます。
それは唾液の量と質です。唾液には、カルシウム、リン酸により歯の再石灰化(溶けた歯を修復する)、唾液中の重炭酸塩による緩衝能(口内の歯垢を酸性から中性に戻す能力)があります。
再石灰化を行うため、中和するためには、唾液の量が必要になります。
虫歯にならない人は唾液量が豊富です。唾液が少ない人は非常に虫歯になりやすくなります。
ドライマウスの人、内服薬で唾液が出にくい人、交感神経優位で緊張状態が続いている人などは唾液が少なく虫歯になりやすいです。
歯を磨かないのに、虫歯にならない人の特徴には刺激時唾液による緩衝能が強い傾向があります。
虫歯になりやすい人は緩衝能が弱い傾向があるとも言えます。

緩衝能とは?
私たちの唾液は何もしていない時にも(安静時唾液)すこしずつ出ています(0.1〜0.5ml/分)が安静時唾液には緩衝能がありません。20〜30倍の差があると言われています。
唾液が歯垢内部のphを酸性から中性に戻す作用が強い人は時間的にはやく中性になるため虫歯になりにくく、中性に戻すまで時間がかかる人は虫歯になりやすいと言えます。

歯垢

歯垢は虫歯菌が糖質をエサにしてネバネバを作り出して、歯に糊のように付着したものです。
歯垢は虫歯菌の住処であり、これが歯にへばりついて酸を出すことで虫歯が作られます。
歯垢がバイオフィルムという概念なのだということがわかったのは2000年の研究でした。
関連記事 Architecture of intact natural human plaque biofilms studied by confocal laser scanning microscopy.

バイオフィルムとは?
バイオフィルムは細菌を守るようにネバネバが取り巻いています。そのため、抗生物質が届きません。
このバイオフィルムは、放置しても取ることができません。歯の表面から機械的にゴシゴシととる必要があります。歯ブラシだけではなく、PMTCが必要ということがわかっています。

虫歯にならない人は歯垢が出来る前に歯ブラシでキレイに歯をブラッシングできている、定期的に歯医者さんにクリーニングのために通院していると言えるでしょう。虫歯になりやすい人は、歯磨きしているけれども、歯と歯の間や、裏側、奥の方などいつも磨けていない場所があると思われます。
常に同じ場所に歯垢が付く=バイオフィルムとして剥がれない→虫歯になるということでしょう。

食事

食事には砂糖と間食が影響していると思います。
虫歯は虫歯菌が糖質を餌にして繁殖するところから始まります。
糖質で最も餌になるのはショ糖です。白い粉である砂糖でお馴染みです。いわゆるお菓子がそうですが、煮物にも入っていますし、加工食品には入っていることが多いです。ジュースを飲む頻度も上がっていますので、以前よりも砂糖を口にする機会は増加しています。
ショ糖だけではなく他の糖質も餌になりますので、炭水化物や果物なども細菌のエサになります。
最近は糖質制限が流行っていますが、糖質を減らすと、歯垢の出来る量もその質(ベタベタ度合い)が変わります。
間食が多い人は虫歯になりやすいです。上述した唾液の緩衝能によって酸性から中性に戻そうとしても、その前に間食で酸性になれば、ずっと酸性のままということになります。虫歯にならない人は意外と甘いものを食べない、間食をしないとも言えます。

まとめ

虫歯にならない人には様々な考えられる要因があります。
ただし、あの人はいいなー、虫歯にならなくて。なんて思ってもいられません。
虫歯のリスクを持っている人は適切なケアをする以外ありません。
歯科医院でも唾液検査や細菌検査を行っている医院も多いので、一度、ご自身のリスクを知っておくのも良いと思います。

お気軽にご相談ください。

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