あなたの舌はどこにありますか?
デスクワークをしている時、お料理をしている時、
正しい舌の位置
食事や会話をしていない時「舌の安静位」という=
舌の位置が正常でない場合に起きること
口呼吸
舌が上顎にくっつくと自然と鼻呼吸になり、
舌が上顎にくっついたまま口呼吸は普通出来ません。ぜひ、
舌が下顎の歯の裏側にいることを低位舌といいます。多くの場合、低位舌は口呼吸になります。人間は鼻で呼吸をするように作られています。
ウイルスや埃が喉の扁桃腺に当たりますので扁桃腺が腫れて風邪を
口呼吸の弊害その① 虫歯・歯周病
お口が乾燥することにより虫歯や歯周病、口臭の原因になります。歯の表面は常に唾液で潤っているのが正常です。歯が乾燥すると歯垢が付きやすくなり、虫歯や歯周病が発生、
口呼吸の弊害その② お口周りの筋肉の弛緩
お口がぽかんと開いているのは見た目にも凛々しいとは言えません
歯並びが悪くなる
成長発育中のお子さんの場合は、舌が上顎にくっつくことで上顎を押し広げる力が働きます。これは歯列を横方向に広げることになります。低位舌の場合は上顎を押し広げる力が働かないため歯列は狭くなります。(狭窄歯列弓)歯列弓そのものが狭いため、歯が並びきらず重なり合ったガチャガチャの歯並び(叢生)になります。また、舌が下顎にあるために上顎ではなく下顎を押し広げてすきっ歯(空隙歯列弓)や受け口(反対咬合)の原因にもなります。
異常嚥下癖
舌を無意識で飲み込む時(嚥下)に。舌が前歯を押すことにより、
舌突出癖
顎が緊張すると、こわばったり噛み締めたりします。
この時に舌は前歯を押し出すように前歯に押し付けたりします。
前歯は舌と口輪筋の均衡の中にいるので、
発音障害
舌がうまく動かせない場合はタ行、ナ行など、上顎(口蓋)に舌をつける発音がうまくできません。
食べるときのくちゃくちゃ音
舌の使い方がうまくいかない場合は、舌を丸めて食べ物の形を整えたり、
むせやすい
低位舌が続くと舌の筋力が弱くうまく使えないため、
姿勢の悪さ
猫背、巻き肩などうつむき加減の姿勢は口呼吸になりやすいといえます。猫背姿勢だと、俯きますよね、つまり頭が前に傾きます。下顎は頭にぶら下がった状態なので、重力に引かれます。
自分では、力を入れているつもりはなくても顎、首、
舌は筋膜で胸やお腹、腸腰筋とつながっているため、姿勢の悪さから口呼吸に繋がりますし逆もあります。
まとめ
舌を上顎につけることは無意識で行われるため、