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かみ合わせ

マウスピースは嚙みしめと歯ぎしりの改善に有効ですか?

皆さんは、歯ぎしりや嚙みしめで悩んだことがありませんか?
外泊した時に、一緒の部屋に泊まった人から「歯ぎしりがうるさかった」と言われたなどの話はよく耳にするのではないでしょうか?
では、この嚙みしめや歯ぎしりをすると、どんな問題があるのでしょうか?
また、これらの改善方法にマウスピースが挙げられます。その有効性とは?

歯ぎしりや噛み締めの何が問題なの?

食事で噛み締める時の何倍もの力が掛かり続ける

試しにしっかり噛みしめてみてください。
次に、その2倍の強さで噛みしめてください。
おそらくできません。意識している時にはしっかりコントロールされているからです。
嚙みしめは、無意識に起こるものですので、歯を壊すような力がかかっても止められないことに問題があります。いくら硬くても力がかかり続ければ、歯は耐えることができません。

無意識なので気をつけることができない。

歯ぎしりや嚙みしめをしているからといって、気をつければ治るということは一切ありません。
これらは、無意識で行っている貧乏ゆすりと一緒で、癖による行動だからです。

 歯ぎしりや噛み締めは自覚がないことが多い

「歯ぎしり」や「噛みしめ」のお話をすると、「いやー私はしてないですよ!」と殆どの方がこうおっしゃいます。
「だって、してるって言われたことないですもん、音がするんでしょ?」
まるで、「歯ぎしり」や「噛みしめ」をしていると、病気だと思っていらっしゃるように否定されます(笑)。

 しかし、ほとんどの人が歯ぎしりや嚙み締めをしている

ほとんどの方がなんかしらの形でしていると云われています。
私も経験上、そう感じます。生理的に必要なものという考え方もあります。

起きてくる問題は?

強い力がかかることは、歯や顎に負荷がかかり続けることを意味します。
例えば、治したセラミックが早々に欠けて壊れ、セラミックが外れることがあります。歯がしみて、歯が痛みます。
負荷がかかり続けますので、顎が痛い、アタマが痛い、首・肩がこります。

  • 顎が痛い
  • 口が開かない
  • 頭が痛い
  • 歯が痛い
  • 歯がグラグラになる
  • 歯が削れる
  • 歯がしみる
  • 歯が欠ける
  • 歯の詰め物が外れる
  • 歯が割れてしまう
  • 首が凝る
  • 肩が凝る

単なる音が出てうるさい、周囲に迷惑をかけるだけの問題ではなく、体調にも関わってくる可能性があるのです。

 歯ぎしりはデメリットばかりではない?

NHKのためしてガッテンで紹介されていました。
イイ歯ぎしりと悪い歯ぎしりもあって、イイ歯ぎしりは唾液を出して逆流性食道炎を防ぐとあります。
良いことですが、結果論です。いい歯ぎしりをする方法などはありません。

そもそもどうして歯ぎしりや噛み締めをするの?

そもそも、なぜ強い力がかかる歯ぎしりや嚙みしめを行ってしまうのでしょうか?
私たちは最新のメンタルケアを生かして「歯ぎしり」や「噛みしめ」を少なくしています。
ただの「ストレス」が原因ではないため、そう簡単には治すことができません。

例えば、自分の感情をちゃんと出せない、無意識で我慢している場合。彼氏に浮気されて怒っていいはずなのに、「私、ヒドイことされて悲しいの」と「怒り」を「悲しみ」にすり替える人。
無意識で怒ることを禁止しているので代わりの感情でごまかそうとします。
ところが代わりの感情では本来の「怒り」の感情はなくなりません。
どんどん、心の中に蓄積されます。溜まり過ぎると心が困るので、「歯ぎしりや噛み締め」という行為で発散します。

ちなみに私も噛み締めの癖があります。
以前は毎日頭痛との戦いでしたが、今はカウンセリングの勉強をして自分もカウンセリングを受けて半分くらいになりました!
根が深い人は当然自分でも気が付かず、メンタルのサポートから治す方法をお薦めしています。

マウスピースを使って歯を守る

マウスピースその2
これは、「歯ぎしり」や「噛みしめ」「食い縛り」などに使われるマウスピースです。
歯医者さんではスプリントと呼んでいます。
マウスピースの効果には
・歯を守ること
・顎の関節を守ること
・噛む筋肉の負荷を下げること
・心理的な安心感
などがあります。
 

他にもこんな効果があります。

実際、先日マウスピースを作った患者さんは「ここ数年、朝起きると首がパンパンで、起き上がれなかったのが、ウソみたいに楽になりました!!」という人もいます。
かくいうワタシも噛みしめます。カウンセリングを受けて、以前の半分程度に減りましたが、もう20年来マウスピースを使っているので、使い続けています。
その方が安心だからです。

 こんなマウスピースはちょっと注意して

保険治療で作るマウスピース。薄いまま手渡されたら、歯や顎に逆効果になることがあります
かみ合わせをきちんと考慮していないと、長期間使うものですから顎を壊します。
市販のものもお試し程度なら良いと思います。
それぞれで嚙みしめや歯ぎしりの仕方が異なりますし、そもそもなお話でお口の形も違います。
ちゃんとした形で作ることをお勧めします。

 まとめ

「歯ぎしり」や「噛みしめ」は歯やお顔周りの筋肉、諸々の器官に良い影響はなし。
原因はメンタルから来ていることが多く、根本的な対応はメンタルケアが有効
マウスピースは歯を削る必要もなく、付け外しもでき、歯や顎を守ることができる優れた治療法です。
薄っぺらいマウスピースを長く使うのは注意して。
正しいマウスピースはかみ合わせを記録して作るもので厚みが出ます。使ってのメインテナンスも行い、歯と顎をしっかり守っていきましょう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
 

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■料金の目安

■初診(60分)
簡易診査、写真撮影(必要に応じてX線撮影)、カウンセリング :15,000円(税別)

■歯科ドック  :25,000円(税別)
■応急処置 :3,000円~(税別)

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